「彼らを障害者扱いして表現の権利も発言権もないことにしよう」

 
【第28期東京都青少年問題協議会議事録】
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html
 
わははははははは。
これは良いジョーク。ただし相当にブラックだけど。
 



 
主張しようとしている内容自体はある意味立派なものなのかもしれないけど、とにかく言動があちこち、普通におかしい。
 
「もう理屈とか法根拠とかどうでもいいからとにかく規制しようよ」なんて発言が何のオブラートにもくるまず何度となく出てくる辺り、本当に自分の正義を信じて疑っていないんだなーということが強く伝わってくる。
 
要約するとこのエントリのタイトルの通りになったりするような発言がちょこちょこ出現していたりもするのだけど、もちろん反社会的な嗜好を持っている程度のことで障害者認定してくれるほど精神医学は彼らに都合よく出来てはいないし(抑制しきれず周囲に明確な被害を出して初めて可能性が検討されるものだったはずだ)、仮に障害者として認められたとしてもそれを理由に全ての発言権を奪うようなこともできない。いやむしろ、できるはずだからやってしまおうという発言のほうの正気が疑われる。
 
例によってこの規制の正否自体にはさほどの関心はないのだけれど、これらの言動の果てに決まるかもしれない法とやらには興味津々だ。ただしもちろん、悪い意味で。

 



 
いやー、この国どこにいくんだろうなあ、ほんと。