はてな村はこうして生まれた

 
津田大介伊藤直也に聞く、「はてなブックマーク」の今と未来】
http://ascii.jp/elem/000/000/119/119192/index-4.html
 



 
エントリに「人気」という一次元的な物差しで計った優劣をつけ、そこで「優れた」エントリに人の目を集中させる。
これによって、「コミュニティ内部で盛り上がっている話題」を演出し、そのシステムに参加している者たちに、コミュニティの一員としての一体感を与えることができる。
 
つまり、狭い「ムラ」としての単一のコミュニティをサービス内に創り出し、さらには硬化させることこそがシステムの狙いであり、はてなというシステムがデザインされることとなった際のコンセプトであるというわけだ。
 
それがユーザーにとって良いものであるか否かについては、個人の感覚で判断するしかないところだろう。
少なくとも、はてなを創った人々の狙いはまったくブレることなく、そのまま現実にシステムとして機能している。そのことだけは、動かせない事実として今ここにある。