はてなハイク

最初は「はてな俳句」だと思っていた。
きっと同じことを考えたことのある人は日本全国に百万人はいるに違いない。オリジナリティのない奴め。
 
昼休みにちょろちょろと手を出してみた。
これはなかなか面白いなぁ。
 
何が面白いのかといえば、「発言」および「星」という単位を通して形成されそして維持される、人間同士の微妙な距離感だ。星を与える対象は相手の人間ではなく発言であり、またそこにキャッチボールの成立は必要ない。つまり参加する人間が払うべきコスト、負うべきリスク、覚悟すべきダメージの類がほとんど存在しない。この点が、概念図そのものには似通ったもののあるはずのmixiなどと大きく違うところだ。
単純に「人を評価し、また評価される」快感を楽しむためのツールとしては、はてなハイクは相当に洗練されたシステムだと思えた。
 
もちろん、検索性の低さに代表される、システム的な不安点もあるにはある。が、そういったものを全部差し引いても、しばらく楽しく遊ばせてもらえそうな気がする。